エンジンの始動はリコイルスタータを引くこと(オートバイのキックスタート方式と同じ)で行い、イングニッションスイッチをオフにすることでエンジンが停止する。
電動式の物の場合は、スイッチの入・切で動作の開始と終了を行なうが現在は刈払機以外無く、スタータを引くことでコイルが巻かれ、マイコンによる制御でスイッチ一つで始動する蓄圧式スタートは存在する。
日本では太平洋戦争後から普及し、林業の作業現場では欠かすことのできない機械となった。
ただしこの時代のものはほとんどがアメリカなどからの輸入品であり(ポーラン・マッカラーなど)、本体の重量もエンジン式のものの場合、日本人の体格にとっては相当ごついものであったため、取り扱いは困難なものであっただろうことが予想される。
山林内では徒歩移動が基本となることから、伐木の際には伐採する樹の大きさや伐採現場までの携帯性を考慮し、チェーンを巻き付ける『ガイドバー』と呼ばれる鉄板部分の長さ(チェーンの回転する長さと関連がある)を決定し、適切な長さの物を用いることが大切である。
また、チェーンはつねにガイドバーと接触した状態で回転するため、動作する際に摩擦を軽減するための潤滑油=チェーンオイルが必須である。この潤滑油は使い捨てで、チェーンが回転することでオイルタンクから吸い出される形でチェーンに絡みつく。使用された潤滑油は、切削した木(おがくず)などと混じる形で、外部に廃棄される。
ほかに、チェーンソーの刃はその形式によっても違うが、一般的には断面が円形で棒状の丸やすりを使って研ぐことで、新品同様の切れ味を回復させる事ができる。
この研ぎ方の巧拙により、刃の切れ味・しいては作業効率が大幅に違ってくる(例:丸太の切削時間に差が出る)。このチェーン刃は製造の際に高い技術力が求められる。